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2024.11.18   スタッフブログ

結婚は無理ゲーにしない為には?新聞の掲載コラムについて考えてみるⅡ

中日新聞の『結婚は無理ゲーですか?』のコラムについて考えてみる

先回に取り上げさせていただきました。 結婚を無理ゲーにしない為には?新聞掲載のコラム記事で考えてみました。 | 愛知県豊川市の結婚相談|クレインライフサポート

中日新聞に取り上げられるほど昨今の結婚事情は切迫していると思われます。結婚は無理ゲーですか? 結婚をめぐる令和時代の男女の物語:中日新聞Web

今年7月より10月9日まで全12回で前半の9回は婚活している(していた)方々の体験談を寄せていて、後半の3回は識者の皆様のご意見を取り上げておりました。

今回は11月に続編が出ましたので追記させていただきます。

連載は2回(11月13・14日)記者による体験記で、男性記者の体験談で上・下編からなります。

30歳を過ぎても結婚を考えておらず、趣味を楽しむ日々を気軽にたのしんでいたそうです。

そんな記者さんの気持ちが変わったのは、コロナ禍の自粛生活で「もし感染して倒れたら、誰が助けてくれるのか。」と感じたそうです。

そんな時に経過観察中の持病が悪化し手術、幸い元の生活に戻ることが出来たそうです。

家族の助言で婚活に

親から「1人でいると駄目になる。婚活でもしてみたら」と提案された。

本人は「大病をした自分を受け入れてくれる人がいるだろうか」不安を抱えながらこれまで好きなように生きていた分「大切な人と一緒の人生を送ってみたい」とも思った。

結婚相談所入会

2022年9月、結婚相談所に入会。初期費用22万円程だった。

希望した中部地方の女性を月に2名ずつ紹介され、お見合いを申し込むという仕組み。

双方が承諾したら「仮交際」となり、結婚前提の「真剣交際」、そして「成婚退会」という流れになる。

退会時には成婚料を支払う。(システム紹介)

年齢や外見、趣味、居住地などを確認し、2人のうち1人に申し込むというペースで始めた。

ですが、お見合いが決まらない。カウンセラーに相談すると「身長がネック」お言われた。

自身は160㎝で成人男性の平均を下回っていた。収入や学歴、容姿など「平均以上」などのすべてを満たさないと受け入れない女性が多いと説明された。

この相談所には別の有料サービス有り、全国の登録者のデータベースをオンライン検索し見つけた相手にお見合いを申し込む。(料金は半年で4万円)記者さんの婚活はここから始まった。料金・プラン | 愛知県豊川市の結婚相談|クレインライフサポート

いよいよ、婚活

身長平均以下でましては持病を連想させる表記があっては、状況はかなり厳しいようだった。検索時点でふるいにかけられ、見てもらっていない可能性が高かった。

このままではらちが明かないと、12月に実際に会える相談所登録者対象のパーティに参加することに、初めてのお見合い進むお相手が見つかり。

スーツにネクタイという無難な格好で約束のカフェに向かった。パーティのときに感じた明るい雰囲気が無く、1時間ほどでお見合いは切り上げた。

「お断り」のお返事が来た。「フィーリングの違い」と言われたが明確な理由は判らなかった。

2023年1月からは月に数人のペースでお見合いができるようになった。実際に会うとつらい思いをする事が多かった。

「不機嫌そうに頬づえをつきながら、僕の収入や身長面を指摘し、自分が優位な立場だと示そう」とした女性。

趣味も「何が楽しいの。つまらなそう」と否定され、心が打ちのめされた。

でも、不満を口にしても何も変わらない。選ぶのではなく、選ばれる人間になろうと、自分を変えることにした。

自分が変わらねば

まず、自己紹介文を書き直した

それまでは、趣味など自分が好きな事を書き連ねただけだったが、基本的に土、日曜日が休みで、料理をはじめ家事全般がとくいなことや、行ってみたい場所といった、2人で過ごすイメージが湧くような内容を加えた。

身なりも一新

身なりも一新した。こだわりは特になかったのでクローゼットの服はすべて処分した。

男性スタイリストが配信する動画を見てシンプルで清潔感があるファッションを研究。

セレクトショップに赴き店のスタッフと話し合いながら全身コーディネートしてもらった。

プロフィール写真も

プロフィール写真も、婚活写真を得意とするスタジオで再撮影した。

気遣い

女性と会うときには相手に関心を持ち、話を聞くことに特に意識。

暑い日には直前に買った水を手渡した。

伝わるかどうかは分からないけれど、小さな気遣いを積み重ねていった。

自分が変わろうと、心がけて1年数か月

自分が変わろうと、心がけて1年数か月が過ぎた今年5月。1人の女性とお見合いが成立した。

自分が書いたプロフィールを読み込んでいて、「すごく好きな文章」といってくれた。

仮交際に進み、週1回程度会うように。自然に相手を思いやる言葉が出てくる女性を素敵と思うようになった。

4回目のデートで、彼女から「あらかじめ言っておきたいことはありますか」と聞かれた。

吐き気を覚えるくらい緊張したが、持病の事(今の健康状態や将来の見込み)などを話し「一度かえって考えてみて欲しい」と伝えた。

終わりを覚悟したが

その後に名古屋の中心市街地を一緒に散歩。「これで終わりかな」と、別れを覚悟した。

ただ、女性は「帰って考えてって言ってたけど、また来週も会いたい」

5回目以降は順次、今後の働き方や結婚後の生活、子供の希望などについて話し合った。

出会って半年になる11月14日には婚姻届を出す。

「困難なゲーム」「無理ゲー」

約200人にお見合いを申し込み、実際に30人程と会った。どんなに関係を積み上げても、どちらかが断れば一からやり直しの「困難なゲーム」「無理ゲー」とは言い得て妙かもしれない。

カミューの随筆「シーシュポスの神話」を思い出す。神々を欺いた罰で巨大な岩を山頂に上げるように命じられたシーシュポス。

山頂近くに押し上げても、岩はその瞬間に転がり落ちる。心が折れた場面は数えきれないが、諦めずに続けたからこそ、ここまで来られた。

これからは2人で岩を押していければと思っている。

ブログ後記

クレイン ライフ サポートは中日新聞のコラムについて考えてみました。ブログ上短くまとめてあります。内容を出来る限り変えない様に心掛けましたが、誤りがあれば指摘ください。

今回も中日新聞の『結婚は無理ゲーですか?』のコラムについて考えてみました。記者様の体験に基づいたコラムがとても印象的でした。

テーマにも有ります「無理ゲー」ですが、私はそうは思いません結婚(婚活)をゲームにしないで欲しいです。

今回の筆者の方もそうですが、ゲーム感覚で参加しているのでは無いです。

特に我々結婚相談所は結婚を目的にしておりますので、まじめに取り組んでいただける方をご入会いただいております。

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